【FX】意外と知らないスプレッドについて解説します

こんには、たけんちです。

スプレッドが業界最安値などの宣伝文句に惹かれて口座を開設してみたのはいいけれど、いざFXのトレードを始めてみると意外とスプレッドって気にならないし、0.3銭だろうが0.2銭だろうがあんまり変わらないじゃん!

と思っているそこのあなた!

最初は1ロット1万通貨(もしくは1千通貨)でのトレードしかしていなくても、次第にFXの樹海にのめり込んでいくうちに10万通貨、20万通貨と取引量が増えて行ってしまうものです。そもそもより多くの利益を出し続ける為にはロット数を上げて行かなければなりません。

例えばスキャルピングをメインの手法にされている方ですと、1日に数十回とか百回近くのトレードをされている方もいらっしゃるかと思います。(私は最高で1日60回くらいで証券会社のボーナスを沢山いただけました…汗)

そこでスプレッドがいくらかかっているのかを、知っているのといないのでは大きな違いが出てきます。

今回はそんな微妙に良く分からないスプレッドについて解説します。

スプレッドとは

「売値と買値の差額」になります。

画像を見て頂いて分かる通り、通貨ペアによって左側のBID(ビッド·売値)と右側のASK(アスク·買値)の数字が若干違っているのが分かると思います。

こんな感じで現状左上のUSD/JPY(ドル円)のレートがBID(売値)が104.383円、ASK(買値)が104.385円ですので、スプレッドは0.2銭掛かっていることになります。

そこで1ロット1万通貨でエントリーをした場合、0.2銭×1万通貨なので、20円のスプレッド(手数料)を支払う事になります。

これは、ロングエントリー(買いのエントリー)をしたときに20円のスプレッドを支払い、ショートエントリー(売りのエントリー)をしたときにはポジションを決済する時、つまり保有したショートのポジションを買戻す時にその差額であるスプレッドを支払っています。

豆知識

  • BIDは顧客が買う価格
  • ASKは顧客が売る価格
  • 買値は証券会社が買う価格
  • 売値は証券会社が売る価格

になりますので、証券会社が売る価格(売値)で我々トレーダーが買い(ASK)、我々トレーダーが売る(BID)価格が証券会社が買う価格(買値)になっています。ややこしい…

誰に払っているの?

取引をされている証券会社(FX会社)に支払う手数料のようなものと考えると分かりやすいと思います。

各社それぞれ自由にスプレッドを設定することが出来るそうなので、スプレッドの安さを前面に打ち出した宣伝が多く見受けられるのも、その影響だと思われます。

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スプレッドはいつも同じなの?

証券会社のHPには「原則固定」と書かれている会社が多いと思います。

国内のFX業者はほとんどこの「原則固定」になっていると思いますので、基本的には広告に書かれているスプレッドが適応されていますが、時間帯や急激な値動きがある時にはスプレッドは変動してしまいます。

では、どんな時にスプレッドが変動してしまうのでしょうか?

スプレッドが変動してしまう時間帯

一般的に朝方5時頃から7時頃まではどの会社もスプレッドが大きく開いてしまっています。

これは、どこの市場も閉まっていて商いが極端に少ない時間帯に、少しでも証券会社が利益を確保しなければならない為だと言われていて、様々な証券会社に口座を開設してきましたが、いまだにこの時間帯にスプレッドが固定のままの会社を見つけることは出来ませんでした。

急激な値動きが発生した場合

アメリカの雇用統計などの指標が発表されたときは、一時的にスプレッドが拡大します。

例えばドル円を100円で買いの指値を置いていて、99円に損切りの指値を置いていたとします。

通常のスプレッドは0.2銭なので、損切りまでは99.98銭も余裕があるから大丈夫だと思っていたのに、雇用統計が発表された途端にレートが一気に飛んでスプレッドが急拡大して、一瞬にして損切りになってしまったと言ったことも良くあります。(私はブレグジッドの時にこれを経験しました)

更には今年コロナショックで米国の株式市場にサーキットブレイカー(売りが多すぎて買い手が付かず市場が取引を強制的にストップしてしまう措置)が発動されたときにも、米国から為替のレートがこちらに届かないと言った理由から、各社スプレッドが拡大して取引が出来なくなる事態にまでなってしまいました。

原則固定」と書かれていますが、このような異常事態が発生すると想定外のスプレッドに広がってしまう可能性がありますので、ご注意いただければと思います。

因みにコロナショックの時にサーキットブレイカーが発動してGMOやSBIなど大手の証券会社が取引できなくなってしまった中、固定スプレッドを守り抜いた会社がありまして、それがこちらの会社になります。

らくらくFX

宣伝みたいで申し訳ないのですが、私もメインで使わせて頂いている証券会社でおすすめです。

スプレッドの計算方法

前述の通りドル円でスプレッドが0.2銭の場合、1万通貨の取引をしたとしたら、

0.2銭×1万通貨=20円

になりますので、1日にスキャルピングで1ロット1万通貨の取引を50回行っていたとしたら、

20円×50回=1,000円

になります。

これを20日間繰り返したとしたら、

1,000円×20日=2万円

これがもしスプレッド0.3銭だった場合は一か月間に3万円支払っていることになります。

ポンド円など仮にスプレッドが1.0銭だった場合は1.0銭×1万通貨×50回×20日=10万円にも上ります。

こうして考えるとスプレッドのわずかな違いが後々大きく響いてくるのが分かると思います。

とはいえ、スプレッドが狭いからと言って、値動きの少ないドル円でスキャルピングをするよりは、スプレッドが広くても値動きの大きいポンド系の通貨ペアで取引した方がチャンスの回数も多く、たくさん利益が出るような気になりますが、実際にはスプレッドがこれだけ掛かっていることをしっかりと把握しながらトレードをして頂きたいと思います。

フラッシュクラッシュやストップ狩りには要注意

エントリーした後で損切り注文を出していたとして、もし逆行してもその損切り注文で約定されるから大丈夫かと言ったら大間違いです。

海外業者などでは、通貨ペアの価格はそのままでも意図的にスプレッドを広げて損切り注文に引っ掛けるなど悪質な行為をする業者も存在しているそうです。

ひとたびポジションを持って、損切りと利益確定の指値をセットしておけば安心してしまいがちですが、証券会社ではすべての顧客の注文内容が見えている訳ですから、誰がどこに指値の注文を置いているかが丸見えになっています。

つまり、顧客が損切り注文を出してるポイントに目掛けてスプレッドを意図的に広げてロスカットしてしまったり、利益確定の指値に刺さっているのに意図的に決済させず利益確定しない様にすることも可能だそうです。

※私も過去に経験がありまして、ローソク足が利確の指値に突き刺さっているのにいつまでたっても約定しないので、不思議に思って成り行きで決済したら出来ました。海外口座でしたが、国内業者でもこのような事がないとは言えません。

常に数社のチャートを見比べながら不審な点がないか、何もないザラ場でスプレッドが異常に開いていないかなど、証券会社を信用し過ぎないことも大切なことなのかな?と思っています。

まとめ

スプレッドについて、普段あまり考える事もないと思いますが、小さなことでも意識していると、のちに大きな違いが出てくると思っています。

スキャルピングをする上で値動きのいい通貨ペアばかりに目が行きがちですが、その分スプレッドも広く、最終的に手元に入って来る利益が多くなる手法なら良いのですが、1日に何十回もバタバタとトレードして、結局いくらにもならないのでは、証券会社にスプレッドを払っているだけで、儲ける事は出来ません。

スイングトレードで大き目のロットを張っても同じことですが、ご自身の手法とスプレッドのもつ威力を考慮した上で、最終的に多くの利益を得て頂きたいと思っています。

それでは、今回は以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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