【FX】ボリンジャーバンドでトレンドの起点と終点を見極めよう!【リスクリワードも決められます】

資金管理を考えるうえで、リスクリワードは非常に重要です。

勝率を安定させたうえで、最大損失(ドローダウン)を決定することが出来れば、安定したトレードを実現することができるでしょう。

再現性のあるトレードをするためには、エントリーポイントの見極めも同じように重要です。

ボリンジャーバンドを使ってトレンドの起点と終点を見極めることができれば、再現性のあるトレードを実現し、あなたの夢の一歩を歩み始める手助けをすることでしょう。

ボリンジャーバンドでトレンドの起点と終点を見極めよう!

ボリンジャーバンドを使うとトレンドの起点と終点を判断することが出来ます。

トレンドの起点と終点を判断出来れば、エントリーポイントの見極めが出来るようになるでしょう。

更に毎回同じポイントでエントリーすることが出来れば、必然的に勝率は安定します。

ボリンジャーバンドはストキャスティクスの進化系として発明されたテクニカルインジケーターです。

標準偏差を用いて中心線となる単純移動平均線からの乖離を視覚的に表すことのできる優れたインジケーターです。

中心線の上下にある3本の線が大きく膨らんだり小さくしぼんだりするので、見た目で判断がしやすいのが特徴です。

基本は上下に表示されたバンドが収縮している状態から外側に向けて大きく拡散するタイミングがエントリーポイントになります。

+2σにタッチしたらショート、−2σにタッチしたらロング

と逆張り目線で使われることが多いインジケーターですが、元々これを開発したジョンボリンジャーさんは、

+2σにタッチしたらロング、−2σにタッチしたらショート

順張りで使う用途として開発されていたそうです。

バンドが収縮した状態から拡散するときに、価格がどちらへ動くかはボリンジャーバンドの中心線の傾きをみて判断することになります。

中心線が右肩上がりになっていれば上昇を示し、右肩下がりになっていれば下降を示しています。

基本のテクニックになりますので、関連記事を参考に使い方に慣れて頂ければと思います。

関連記事

あなたは今戦場のど真ん中に裸で立たされているとします。地鳴りの様な音とともに背後から戦車が近づいてくる気配を感じています。さらに目の前の草陰からライフルのレーザー照射で眉間を狙われている状態です。手に持っているのは[…]

エントリーポイントを見極めて再現性のあるトレードへ

ボリンジャーバンドの使い方をマスターすれば、エントリーポイントの見極めが出来るようになり、再現性のあるトレードをすることが出来るでしょう。

再現性のあるトレードができれば、毎回同じパターンでエントリーと決済を繰り返すことが可能になるでしょう。

つまり、勝率の安定が間近です。

しかし、勝率が安定したと言えるには、ある一定期間のトレード記録を取っておく必要があり、トレード日記を欠かさず付けていることが前提です。

その記録を元に、ボリンジャーバンドでエントリーした時の勝率を正確に把握することが出来れば、リスクリワードを決めることが出来るようになります。

リスクリワードを決めて資金管理へ

リスクリワードは、本などに1対1が望ましいと書かれていることが多いですが、勝率が安定しないうちはリスクリワードを決めてエントリーすることにあまり意味はありません。

勝率が仮に6割のトレードが出来るようになれば、10回のエントリーで6勝4敗のトレードをしていることになります。

つまり一回のエントリーで1万円の利益を得られるトレードの場合、リスクリワードを1対1にすれば6万円の利益から4万円の損切りを引いて2万円を手にすることが可能になります。

ここまでくれば、資金管理を徹底するだけであなたの口座資金を増やしていくスタートラインに立ったと言えるでしょう。

リスク管理が最後の難関

ボリンジャーバンドを使って勝率6割のトレードをした場合、リスクリワードが1対1で利益が出ることが分かりました。

もし口座に100万円あり、上記の条件でトレードして1回のエントリーで口座資金の10%をリスクに晒す決断をして挑んだとします。

その時の最大損失(ドローダウン)は10万円になります。

リスクリワード1対1なので、損失10万円、利益10万円のトレードになります。

この条件で勝率6割だと、10回のトレードで20万円の利益が出る計算になります。

仮に10連敗した場合に口座資金をすべて失いますが、10連勝した場合は口座資金が2倍になります。

この様に、ボリンジャーバンドを使って勝率を正確に把握することが出来れば、リスクリワードを決定することが可能となり、資金管理も容易に計算することができるようになるでしょう。

まとめ

ボリンジャーバンドを使うとトレンドの起点と終点を判断することが出来て、再現性のあるトレードをするようになるでしょう。

一定期間のトレード記録を付けることで勝率を導き出し、適切なリスクリワードを設定することが可能になります。

根拠のある勝率とリスクリワードが決まれば、口座残高に対していくらまでの損失を許容できるのかを決定できます。

その上で機械的に再現性のあるトレードを繰り返していくことが出来れば、おのずと道は開かれるでしょう。

相場には様々な魔物が潜んでいます。

上述の通りトレードをすれば理論的には口座資金が増えていくことが分かっていても、中々その通りには行きません。

なぜならあなた自身の心の中に魔物が潜んでいるからです。

その魔物と上手に付き合う方法は今後お伝えしていけると思っていますが、私自身常に戦い続けている厄介な代物です。

どうか、これを読んでくださった皆様にはその魔物をうまくコントロールして相場に打ち勝って、夢を実現させていただきたいと思います。

共に頑張りましょう!

オアンダジャパン 』の口座開設 はこちらから。

FXトレード初心者の方は『DMM FX 』の口座開設 がおすすめです。

ご意見ご感想がございましたら是非下の『コメント欄』よりお聞かせください。

それでは、今回は以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

関連記事

MT4でボリンジャーバンドを表示しようとしても、よく見る1~3σまで均等に並んだ線を表示できなくて困った経験はありませんか?順番に重ねながら設定して行かないと、使いやすいボリンジャーバンドを表示できないのがMT4のちょっと難しいと[…]

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう