漫画ワンピースで主人公ルフィとその仲間たちは、ワンピースと呼ばれる財宝を目指して旅をします。
その道中で、元海賊王の一味だった人と出会います。
彼は既にワンピースにたどり着いていて、そこにある財宝のありかや、それが何なのかも知っています。
しかし、ルフィとその仲間たちは、その答えを聞こうとはしません。
なぜなら旅のゴール地点であるワンピースにたどり着く道のりは自分たちにしかなく、誰かが踏んだ道を歩んでゴールにたどり着きたいからではありません。
何より答えを聞いてしまったら、ワクワクする海賊王への道のりがつまらないものになってしまうと感じているからです。
迷っても突き進む勇気
FXをやっていると、たくさんの情報を入手することに必死になる時期があります。
時には迷走の先のゴールが何なのかを(お金を払えば)教えてくれる人さえいます。
しかし、その答えですら、自分自身に当てはめてみると、全く勝てない手法だったりします。
時間が経って振り返ってみると気付くことですが、その時は無我夢中で一心不乱に勝ちたい気持ちが先に立ち、周りが見えなくなってしまっています。
きっとルフィ達も道に迷って自分たちがどこを目指せばいいのか分からなくなることもあったのかもしれません。
しかし、答えを知っていて前に進むより、迷いながらでも自分たちの道を切り開き、ゴールを目指すからこそ価値のある旅になるのではないでしょうか?
あらゆる損切りを経験して
様々な失敗を繰り返し、ありとあらゆる損切りを経験してからFXはスタートラインに立てると言われています。
私自身もありとあらゆる損切りを経験しなければ、勝てるトレーダーになることは出来ないと実感しています。
しかし、その痛みを避けて通りたいと考えるのが普通です。
そこで最良の回避策などを探し求めて、ブログやユーチューブをあさり、情報商材を買いまくるループにはまり、結局元の場所に戻って来てしまう人も多くいるのではないでしょうか?
私もそのループを経験したからこそ言えますが、必要なのは自分と向き合う事で、誰かの言っている事に頼ることではありません。
損切りは人それぞれ受け止め方が違います。
あらゆる損切りを経験すると言う事は、損切りをした時の様々な気持ち、メンタルを経験しなければならないと言う意味だと思っています。
つまり、元海賊王がどんな旅をしたのか、その軌跡をたどれば自分も同じ海賊王になれると信じて旅をしても、元海賊王が旅の途中に感じた様々な気持ちやメンタルは、自分自身が経験し、克服していかなければ分からないと言う事です。
自分自身で始めたFXの旅にはその人それぞれにしか、ゴールはありません。
自分自身で切り開いた道のりであるからこそ、その人にしかないゴールが待っているのだと思います。
グランドラインへの道のり
2021年もスタートし、FXに取り組むすべての人がそれぞれ違った道のりを歩んでいかれると思います。
しかし、誰かに敷かれたレールの上を歩いていても明確なゴールにはたどり着けないことがお分かりいただけたとおり、日々切磋琢磨しながらありとあらゆる損切りを経験し、どん底の気持ちを幾度となく感じる事でルフィ達のように強くたくましくなれるのではないでしょうか?
自信をもって最終目的地へと到着出来るように、為替に限らず、政治、経済、社会情勢、金利や先物、仮想通貨に至るまで様々な分野の勉強をしながら自分自身が決めたゴールへたどり着きたいと思います。
それでは、今回は以上となります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。