先日国際公認投資アナリストの後藤達也さんのツイートを見て感じたことがありました。
ツイートの内容は以下の通りです。
世界の時価総額ランキング
✔アメリカ企業が28社ランクイン
1位アップル240兆円
2位マイクロソフト183兆円
3位サウジアラムコ181兆円(アメリカ、サウジ合弁)
4位アマゾン169兆円
5位グーグル141兆円
など
✔中国企業が8社ランクイン
6位テンセント91兆円(IT通信)
9位アリババ72兆円(Eコマース)
13位クェイチョウマオタイ45兆円(酒造メーカー)
26位メイトゥアン30兆円(食品配達)
30位中国銀行27兆円(銀行)
33位ピンドウドウ24兆円(ECサイト)
41位中国平安保険22兆円(保険会社)
45位招商銀行21兆円(銀行)
✔日本企業でランクインしているのは31位トヨタだけ
騰落率で見ると7位テスラが圧倒的787%アップ
中国企業では、モウタイ酒造が80%アップ、食品配達のメイトゥアンが194%アップ、ECサイトのピンドウドウが396%アップしています。コロナによる巣ごもり需要が好材料だったのではないでしょうか。
アメリカ企業の時価総額の高さと中国企業では内容が大きく違うように感じます。
日本企業の時価総額ランキング
1位トヨタ26兆円
2位ソフトバンクグループ19兆円
3位ソニー15兆円
4位キーエンス13兆円
5位NTT10兆円
日本企業の時価総額はなんと世界の10分の1
※時価総額は株価×発行済み株式数(その会社の規模を示す目安です)
レンジにならざるを得ないのか?
日本企業が世界に大きく後れを取っていると言うことが上記の表を見てよく分かります。
実需の両替をしている日本の輸出入企業の時価総額が世界のトップ企業の10分の1しかないと言うことは、ドル円の取引量自体が少なく、必然的に流動性がなくなっているのではないかと考えられます。
安全資産と言われる「円」が買われるリスクオフの局面になるとトヨタなど輸出企業がダメージを喰らい、更に日本企業にとって向かい風になってしまうでしょう。
このままでは日本企業は世界に大きくリードされてしまい、益々ドル円は動かなくなってしまうのではないでしょうか?
世界の時価総額ランキングを見ていたら、そんな懸念を抱いてしまいました。
みなさんはどんな風に感じられたでしょうか?
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それでは、今回は以上となります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。