【FX】チャートパターンの見分け方と使い方について

相場参加者の心理が表れるのがチャートパターンです。

簡単に言うとその心理の集合体がチャートになります。

利益を得られるかも知れない欲望

損失を出してしまうかも知れない恐怖との

心理の戦いなんですね。

相場ではその時々で様々な思惑と感情が入り混じって、日夜取引が行われています。

チャート上に出来る波形(波や山、谷、ジグザグ等)はそんな相場参加者たちの心の表れであり、

戦いの記録になる訳です。

そして人間の感情と同じくチャートに現れる波形には様々なパターンが存在しています。

そのパターンを知ることで、トレードを優位に進める事も出来れば、「ダマシ」に合って手痛い損切りを余儀なくされることもあります。

今回はそんな「チャートパターン」を解説していきたいと思います。

チャートパターンの種類と意味について

※一般的に知られている代表的なチャートパターンを挙げてみます。

ダブルトップ/ダブルボトム

  • 二つの山が出来ているのが「ダブルトップ
  • 二つの谷が出来ているのが「ダブルボトム

トレンドの転換点に現れる事が多いパターンです。

画像のように、左上の高いところで「ダブルトップ」のチャートパターンが出ると、その後反転して下落に向かいやすく、

右下の低いところで「ダブルボトム」のパターンが出ると反転上昇しやすい傾向があります。

この形が出ている時は、大口の売りと買いが激しくぶつかり合って戦っている状態だと思ってください。

「ゴジラ」と「キングギドラ」が戦っている真っ最中なので、個人投資家は安全な場所に避難して、戦いが終わるのをじっと待つのが良いと言われています。

後にご説明します、「ネックライン」と呼ばれるラインを超えたところが比較的安全に相場に参加できるポイントとされていますので、是非戦いが終わって「ネックライン」を確認することが出来たら、エントリーしていただきたいと思います。

トリプルトップ/トリプルボトム

左上、三つの山が出来ているのが「トリプルトップ

右下、三つ(四つにも見える)の谷が出来ているのが「トリプルボトム」です。

上記の「ダブルトップ•ダブルボトム」と同じですが、ここで注意していただきたいのは、

ネックライン」を割り込むまでは、戦いは終わっていないと言う事です。

チャートに山が2つ出来ているから「ダブルトップ」が完成したので売りでエントリーだ!

と早とちりをすると、この「トリプルトップ」のパターンになり、損切りを余儀なくされてしまう事があります。

是非ともこのパターンもあると言う事を想定してエントリーをして頂けたらと思います。

三尊天井(ヘッドアンドショルダー)/逆三尊(ヘッドアンドショルダーボトム)

多分一番よく知られているチャートパターンがこの

ヘッドアンドショルダー

ではないかと思いますが、

意外と完成するまでに、「ヘッドアンドショルダー」のパターンなのかの判断が付きずらいクセモノだと思っています。

まず、「左肩」と呼ばれる「」が出来た時は、単なる「高値」になりますが、その「高値」を超えて、更に新たな「高値」を作ってきます。

ここまでは、上昇トレンド中と判断出来る為、「ヘッドアンドショルダー」になることは想定していないのですが、

そこから「左肩」で作った「安値」と同じような価格帯に再度「安値」を付けた後、再度上昇して「右肩」の「高値」を作りに行くと、

いよいよ「ヘッドアンドショルダー」なのかな???

と思えるようになってきます。(説明ややこしくてすみません…汗)

こちらも「ネックライン」を割り込むまではチャートパターンの完成とは判断できませんので、焦らずジックリこのパターンが完成するのを待ってから、エントリーしていただければと思います。

ちなみに「ヘッドアンドショルダーボトム」はこの形をひっくり返したパターンになります。

カップアンドハンドル

このパターンは真ん中の「コーヒーカップ」の様な形状と、両端の「バイクのハンドル」の様な形状がくっ付いた特徴的なパターンになります。

左側のハンドルの「高値」から下落してカップを作った後、再度「高値」を付けて右側のハンドル部分を形成して完成です。

その後両側のハンドルの「高値」を超えたところから上昇トレンドが発生することがある為、エントリーポイントの判断がしやすいのが特徴です。

これには、両ハンドルの上の価格帯に「ショートポジションの損切り」が大量に溜まっていることが考えられ

溜まった損切りポイントを意図的に刈りに行く事で大きな利益を上げている機関投資家などが狙うポイントになりますので、

うまくその波に乗っかって利益を得ようと(私の様な)弱いイナゴたちが群がって、更なるビッグウェーブが出来ると考えられています。

三角持ち合い

トレンドラインを「上値」と「下値」に引いたときに、三角形の形状を作ることが良くあります。

このパターンが出来たら、上下どちらかに抜けた方に乗っかってエントリーすることがセオリーとされています。

比較的簡単にこの三角形を見つけることが出来ると思います。

画像は徐々に「下値」が切り上がって、上の水平線の価格帯では「上値」が抑えられています。

徐々に買い上がっていった相場参加者たちが、そろそろ「高値」で買うのをためらって

これ以上高い価格で買いたくない心理が働いてます。

このパターンが出ている時は、三角形のどちらかに抜けたポイントからロング、ショートエントリーすることが一般的で、どちらかに抜けるまでは、じっと我慢の子でいる事をおすすめすます。

トレンド転換や、トレンド発生の起点ではありませんので、「短期のレンジ」の一種と考えられています。

ペナント

こちらは三角持ち合いの応用版の様なパターンです。

お土産売り場にあるペナントの様な形状をしていることが特徴です。

徐々にチャートのジグザグが小さくなって三角形の先っぽ付近で上下どちらかに抜けたところがこのパターンの完成と判断できると思います。

(三角持ち合いとほぼ同じですね。)

比較的小さなレンジや、トレンドの合間に発生することがありますので、上下どちらかに抜けたからといって、トレンドの転換になることは少ないと考えられています。

フラッグ

こちらは平行チャネルの上下にぶつかりながら緩やかに上昇、もしくは下降していくパターンになります。

トレンドの途中や、レンジ相場に発生しやすく、相場参加者たちの売り買いがぶつかっていてお互いの力が均衡している状態を表しています。

このパターンの時は、上下どちらかへ抜けたところがエントリーポイントとなりやすいので、

•参考画像

例えば赤丸のポイントでショートエントリーをするなどの目安になるチャートパターンとなります。

※平行チャネルを引く場合は、レンジの上下を取りに行く「逆張り」手法となります。かなり上級者向けのトレード手法になりますので、今回は割愛させて頂きます。

ウエッジ

こちらも徐々に三角形の先っぽのように徐々にしぼんでいく形が特徴的です。

こちらも上下どちらかへ抜けた方へついていくのが望ましいですが、

上昇ウエッジの場合は下へ抜けたポイント

下降ウエッジの場合は上へ抜けたポイント

がエントリーポイントになりやすいです。

視覚的にも見つけやすいパターンなのかな?と思います。

チャートパターンの見分け方

基本的にはひたすらチャートを見続けることで見分けられるようになります…汗

見続ける事で、ばくぜんと眺めていたチャート画面が、ある時それぞれのパターンの連続に見えてきます。

試しに騙されたと思ってチャートを見続けてみてください。

できるだけ同じ時間軸でのチャートを見続ける事をおすすめします。

私は1分足チャートを朝から晩までずーっと見続けていた時期がありました。

1分足ですので値動きが激しく相当目が疲れたので、PCレンズの眼鏡を買いました…汗

しかし、ある時からチャートに出来る山や谷、ジグザグした形が、ある一定の法則を持ってパターンとして表れていることに気付くようになりました。

そのお陰でこの先どのチャートパターンが形成されるのかな?

と頭の中でいくつかのチャートパターンを予想しながらチャートを見る癖が付きました。

とはいえ、しっかりとしたチャートパターンが形成されるまでにはそれなりに時間の経過が必要になります。

ダブルトップだと思っていたら、トリプルトップだったり、フラッグだったり「ダマシ」に合うこともあります。

相場参加者たちの心理が突然何らかの要因(指標発表等)で変わったりした時がその時です。

ですので、常に柔軟な気持ちでチャートを見続けることが大切になってくると思っています。

エントリーするには上位足のチャートパターンから見る理由

既に代表的なチャートパターンが分かったところで、どこでエントリーしたらよいのか?

と言った疑問にぶち当たると思うのですが、基本的には

上位足(日足、週足)に出来るチャートパターン

がその相場の心理を一番よく表していると思っています。

ですので、日足、週足に明確なチャートパターンが表れている時は、エントリーのチャンスと捉えて、そこから下位足へ時間軸を落とし込んでいく事をおすすめします。

私の場合ですが、日足でダブルトップのネックラインを切り下げているパターンを確認したら、1時間足でショートエントリーが可能なエントリーポイントを探します。

もし仮に1時間足で三角持ち合いを下にブレイクしているパターンを見つけたら、そこがエントリーポイントになります。

※あくまでも基本の順張り手法のエントリー例になります。

(世の中にな様々なエントリールールが存在しますので、その中のひとつの例と捉えて頂ければと思います。)

ネックラインとは?

ネックラインとは、そのチャートパターンを支えている支持線の役割をする価格帯の事です。

言葉だと分かりずらいので画像で確認してください。

トレンド発生を暗示するチャートパターン

チャートパターンの中には上昇トレンドの起点になる形、下降トレンドの起点になる形が存在しています。

上昇トレンド、下降トレンドの発生時には、「ダブルトップ」や「ヘッドアンドショルダー」などのチャートパターンを確認しやすく、「ネックライン」をブレイクしたポイントから発生し始める事が多いです。

こちらは当ブログ内でご紹介した画像になります。

エントリーポイントの選び方、おすすめの見方をご紹介します。

詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでいただければと思います。

ネックラインをブレイクしたところからの順張り手法について解説しています。

あとがき

冒頭でもお伝えした通り、チャートパターンを作っているのは、

人間の心理です。

ここでエントリーすれば儲かるだろうから買いを入れようと思う人が多ければ、

その逆にここにショートの損切りが溜まっているから買いを入れよう

と考えている人もいます。

中には、そろそろ天井だから売りを仕込んでおこう、と思って高値圏で積極的に売りを入れてくる人もいますし、

ロングでエントリーした人は、損切りの指値を仕掛けてありますから、その損切り(売り)ポジションを狙ってくる人もいます。

複雑に絡み合った相場参加者たちの戦いの結果がチャートに現れて、

その痕跡は、しっかりとパターン化されて、再現され続けています。

そんなチャートパターンをしっかりと見極めてトレードに生かしていただけたら幸いです。

それでは、今回は以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう