突然ですが、あなたの年収はいくらですか?
そして、あなたが育った幼少期に、あなたの親の年収はいくらでしたか?
更に、あなたの親は「労働」以外の収入を得ていましたか?
幼少期に欲しいものを買ってもらう事が出来ましたか?
あなたの親は、「お金がない」とか、
「もったいない」と言っていませんでしたか?
無意識の領域に気付くこと
大人になってから、私達は無意識に幼少期に過ごした環境を再現しようとする習性があるそうです。
もしあなたが幼少期に年収300万円の家庭で育っていたら、大人になった時に、親が稼いでいた年収と同じくらいの年収を得ていると、
安心して生活できるそうです。
仮に年収1,000万円の家庭で育っていたとしたら、今のあなたが年収500万円だった場合、
とても不安な気持ちになるそうです。
つまり親の年収が違う事により、幼少期に経験してきた「普通」が人それぞれ違っているのですが、大人になってからその違いに気付くことが出来ません。
自分が育った環境は自分にとって「普通」ですが、自分以外の人の育った環境の「普通」ではない、と言う事です。
当然食べるもの、着るもの、住む家は全然違うでしょう。
大人になって自分でお金を稼いで生活するようになると、無意識にそれぞれが経験してきた「普通」に到達した瞬間に、
心が安心して、そこから上を目指そうとはしなくなってしまう傾向にあるそうです。
親を超えるとは?
仮に終身雇用制の会社で働いている場合、
幼少期に育った「普通」を手に入れてしまったら、
その先は安定の人生を送れるので、
思い切って転職を考えたり、海外移住を計画したりする人は少ないでしょう。
なぜなら、あなたの親がそれをしてこなかったからです。
親がしてこなかったことをあなたが大人になってやろうとすると、
必ず不安な気持ちになります。
それは、あなたが育ってきた環境の「普通」を超えてしまっているからです。
億トレーダーを目指すには
親が年収1億円の家庭で育った子供が大人になって1億円を手にすることは、
「普通」な事として感じられるはずです。
子供のころから両親から億単位の話をよく聞いていれば、それを「普通」と感じて育ちます。
しかし、ほとんどの家庭でそのような会話をすることはないでしょう。
「子供にお金の話をするなんて!」と思っている両親のもとで育っていたかもしれません。
大人になっても1億円を稼ぐことが出来ないのは、1億円を手にすることを「普通」と認識して育ってきていないからです。
FXや株をやって勝てないのは、
もし爆益を手に入れてしまうと、自分が育った環境の「普通」を壊してしまうからです。
自分が1億円の大金を手に入れてはいけないと、
自分自身に暗示をかけてしまっています。
そのカギを外さない限り、絶対にFXで勝つことは出来ません。
自分の中の「普通」をぶち破る
親を超えると言う事は、自分の中にある「普通」をぶち破ることです。
FXにおけるメンタルは、最大の敵です。
一番倒さなければいけない敵キャラが
自分自身のメンタルです。
その敵を作り出しているのは、幼少期に育った環境であり、
無意識に感じている「普通」と言った感覚です。
ひとたびそこから抜け出すと、物凄く不安定な気持ちになります。
年収300万円が安定した領域なら、
年収1,000万円は不安定な領域、
年収1億円は想像すらできない恐怖の領域、
と言えるでしょう。
もしあなたが、億トレーダーを目指すのであれば、
自分の中にある恐怖の領域の更にその先を「普通」と感じられるようにならなければ、
一生FXで勝つことは出来ないでしょう。
まとめ
人間は大人になった時に、周りと自分を比べる事に慣れていきます。
仮に結婚して子供がいてマイホームがあって仕事も順調で….
これらの事を幸せと感じ、「普通」に生活出来ていると錯覚します。
しかし、それはすべて幼少期に自分が育った環境を再現しようとしているに過ぎません。
まずはその「普通」をぶち破らなければ、FXで勝てるようにはならないでしょう。
自分を産み育ててくれた両親への感謝は別として、親から与えられた「普通」の壁をぶち破り、無限に稼ぎ続けるメンタルを手に入れたいと思いませんか?
※今回は数年前に読んだ苫米地英人さんの著書「まずは親を超えなさい」を思い出して、FXにも通じる部分があるのではないか?と思い書いてみました。