FX3つの代表的なチャートパターンとオーダーブックを組み合わせた損切りになりにくいトレード手法

エントリーポイントが定まらず損切りばかりになっていませんか?

エントリーするとすぐに逆行してしまったり、損切りばかりになってしまうのは、チャートパターンを正確に判断し、明確なエントリーポイントを見つけられていないからです。

この記事を読むことで、チャートに隠された特定のチャートパターンを見つけだし、エントリーポイントを明確にすることができるようになります。

つまり、不要なエントリーを減らし、より精度の高いポイントでしかエントリーしなくなるので、損切りになりにくいトレードになります。

僕も昔は本やネットで調べた方法でエントリーするたびに損切りになってしまい、絶望の淵をさ迷い続ける日々を過ごしてきました。

でも今回ご紹介する3つの代表的な「チャートパターン」に「オアンダのオーダーブック」を重ねてエントリーポイントを絞り込む方法で、損切りの回数を劇的に減らし、毎月数万円のお小遣いをゲットすることに成功しました。

これまで様々な方法を試してきましたが、仕事をしながら子供たちの面倒も見て、一日の内にトレードが出来る時間はほんのわずかしかない僕でも、決まったパターンでのみエントリーするこの方法で確実に成果がでるようになりました。

そんな僕の「チャートパターン」「オーダーブック」を使ったエントリー方法を徹底的にご紹介させていただきす

代表的な3つのチャートパターン

✅代表的な3つのチャートパターンとは、

ダブルトップ(ダブルボトム)

ヘッドアンドショルダー(三尊天井)

レンジ

になります。

「なぁ~んだ、そんなことか」

と思われたそこのあなた!

誰もが知っているこの有名な3つのチャートパターンに注目するのにはキチンと理由があるんです。

あなたがトレードできる時間は一日の内にどのくらいありますか?

仕事をして、帰宅後は夕食を食べて、お風呂に入って、子供たちの宿題を見て、妻と一日の出来事を話していると、あっという間に寝る時間になってしまいます。

もし子供たちを寝かしつけた後に毎日決まった時間、決まった通貨ペアをトレードできる環境があれば、たった3つのチャートパターンを覚えるだけで十分です。

※多すぎる情報は正常な判断に迷いを生じてしまい良い結果を生みません。

僕は米ドル、円、ユーロ、ポンド、の6組の通貨ペアでしかトレードしていません。

※常に見ているチャート画面はこんな感じです。

その6通貨ペアの中で上記であげた「3つのチャートパターン」が表れていないか、またこれから「3つのチャートパターン」が形成されそうかどうかを5分足で瞬時に判断するようにしています。

なるべく毎日同じ通貨ペアのチャートを見るように心がけ、その中から「3つのチャートパターン」を瞬時に見つけられるように、何度も何度もチャートをみる練習をしてみてください。

そしてチャートを見ることに慣れてきたら、見つけ出したチャートパターンに水平線を引いてみてください。

この水平線は「ネックライン」と呼ばれる非常に重要なラインになります。

チャートパターンにネックラインを引いてみよう

明確なエントリーポイントを見つけるためには、3つの代表的なチャートパターンに「ネックライン」と呼ばれる水平線を引くことが必要です

※ネックラインは多くの相場参加者が意識しているポイントです。

このネックラインをローソク足が割り込んだところが最初のエントリー目標になります

オープンオーダーを重ねてポジション状況をのぞいてみよう

あなたはエントリー後、損切りの逆指値注文を設定していますか?

急な値動きに巻き込まれて想定以上の損失を回避するために、損切り注文は必ず設定しているはずです。

きっとあなた以外の世界中のトレーダーも同じようにしているでしょう。

なぜなら、だれもが想定以上の損失を出したくないからです。

では、彼らの損切り注文がどの価格帯に多く出されているかを見ることができるとしたら、その損切り注文を巻き込んだ相場の流れを利用したトレードが出来ると思いませんか?

オアンダ社が提供している「オーダーブック」をご存じでしょうか?

世界中にいるユーザーの指値注文、逆指値注文をリアルタイムで公開しているツールが「オーダーブックインジケーター」の「オープンオーダー」です。

※現在は無料で見ることが出来ますが、2021年3月から口座開設者のみの限定になります。

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この「オープンオーダー」を使ってチャートパターンに引いたネックラインの上下に大き目な逆指値のオーダーが入っていることを確認できたら、そこが損切りになりにくい、精度の高いエントリーポイントと判断することができます。

なぜなら、FXは他人の損切りを巻き込んで価格が動きやすい性質を持っているからです。

↓実際のオープンオーダーの画面です。

左側のオレンジのグラフは売りの指値・逆指値を表しています。

右側の水色のグラフは買いの指値・逆指値を表しています。

↓ローソク足がダブルボトムを形成しようとしています。

黄色の点線(レジスタンス!?)ネックラインになります。

そのネックラインの上に表示されている水色のグラフ(少し突き出している)が、ショートポジションを持っている人たちの損切りオーダーです。

ネックラインを突き抜けて水色のグラフ「損切りオーダー」を飲み込み始めました。

チャートパターンは少し変形したダブルボトムをしっかりと形成し、ネックラインを割り込み水色のグラフ「損切りオーダー」を飲み込みながら一気に上昇を始めました。

このように、チャートパターンにネックラインを引き、オープンオーダーで表示された「損切りオーダー」を飲み込んで価格が進むところが、精度の高いエントリーポイントになります。

もしそのポイントに大き目な逆指値のオーダーが入っていなければ、逆に反転する可能性が高いと判断し、エントリーを見送ることができます。

これにより、損切りになるかも知れないエントリーを回避することになり、より確実に狙った方向へ価格が進むであろうポイントにエントリーしていくことが出来るようになります。

オープンオーダーの特徴

含み損を抱えた買いポジションを持った人が、どの水準に損切りの売り注文をおいているかが分かります。

逆に含み損を抱えた売りポジションを持っている人がどの水準に損切りの買い注文をおいているかもわかります。

まとめると、どちらのポジションが多いかに注目し、誰が一番苦しい状況に追い込まれているかを浮かび上がらせることができます。

これをチャートパターンに当てはめてみると

ヘッドアンドショルダーネックラインの下にロングポジションを持った人の「損切りの売り注文」が多く入っていることが予想されます。

相場はその損切り注文を巻き込んでその後大きく下落する可能性が高くなるということになります。

まとめ

エントリーポイントが定まらず、損切りばかりになってしまう人は、代表的な3つのチャートパターンを覚えてチャートを見た瞬間に3つのチャートパターンがどこに現れたのかを見つけられるようになることが先決です。

なぜなら、一日のうちにトレードを出来る時間に限りがあるからです。

いくつものチャートパターンを時間をかけて探し出すことより、この3つのチャートパターンに集中することで、より精度の高いエントリーポイントを見つけだすことが出来るようになります。

そして探し出した3つのチャートパターンに水平線を引き、「ネックライン」を判断します。

オアンダのオープンオーダーを3つのチャートパターンに重ね合わせることで、ネックラインの上下にどれだけの損切りオーダーが置かれているかを事前に把握します

あとは、その「損切りオーダー」に向かってローソク足が進み始めて、ネックラインを割り込んだポイントでエントリーすると、精度の高い損切りになりにくいエントリーを実現することが可能になります。

残念ながら以前は無料で使うことのできたオーダーブックですが、2021年3月からは口座開設者のみの限定ツールとなってしまいました。

もしこの方法に興味のある方はオアンダに口座開設をされると、今回ご紹介したチャートパターンオーダーブックを使った精度の高いエントリーをすることができるようになります。

今回のテーマがみなさまのお役に立てたら幸いです。

オーダーブックについて詳しく解説した記事を書いていますので、もしよろしければこちらもどうぞ。

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それでは、今回は以上となります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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