FXのスプレッドの仕組みや注意点を分かりやすく解説します【不自然な値動きを経験したことのある人必見】

FXトレードをする上で必ず掛かるコスト(手数料のようなもの)がスプレッドです。

スプレッドとは、トレーダーが買う値段(ASK)と売る値段(BID)の差額を指し、トレーダーが必ず支払わなければいけないコストです。

取引するFX会社によってその価格はまちまちですが、(ドル円のスプレッドの最安値は0.1銭【2021.6現在】)原則固定と謳っているFX会社でも予期なく変動することがほとんどです。

スプレッドを考える上で一番重要視しなければいけないポイントは、どのFX会社で取引するのか?という点です。

たとえばこんな経験をされたことはないでしょうか?

・損切りの指値注文を設定しているのに、気付いたら長いヒゲ先に引っ掛かって損切りされていた

・複数社のチャートを見比べてみると、明らかに自分の取引しているFX会社のローソク足の形状だけが違う形を形成している

・いざ決済注文をしようとしても、注文を受け付けてくれなかったり取引画面からログアウトされてしまった

・原則固定と謳っているのに、ちょっとした価格の変動で大きく開いてしまうスプレッドに違和感を感じた

このような経験がひとつでもあれば、あなたが取引しているFX会社は意図的にスプレッドを操作している可能性があります。

FX会社がスプレッドを自在に操作することができるということを知ったうえで、どの様に対応して、どんなFX会社で取引していけばよいのかを詳しく解説していきます。

FXのスプレッドについて分かりやすく説明します

FX会社の収益モデルは、顧客の注文から得られるスプレッドによるものです。

スプレッドをいくらに設定するかはFX会社が決めることなので、仮に他社と比べて明らかに広がりをみせていたとしても、決して違法な行為をしているわけではありません。

しかし、あなたが取引しているFX会社が意図的にスプレッドを操作しているのか、自然なスプレッドの広がり方をしているのかを見極めるのは非常に困難です。

日々のトレードを通じてそのFX会社が不透明なスプレッドの広がり方をしていないかを継続的にチェックし続けることで自己防衛する以外にありません。

安易に信用し過ぎることなく、不穏なスプレッドの動きを感じたら、別のFX会社へ移行することも視野に入れてトレードを行ってください。

では、信用に値するFX会社のスプレッドの広がり方とはどんなものなのでしょうか?

答えは、複数社のチャートを横並びにして比べて同じようなスプレッドの広がり方をしていれば信用に値するといえます

逆に明らかに他社と異なるスプレッドの広がり方をしているFX会社は要注意です。

なぜなら、そのFX会社だけがカバー先のインターバンクから不利なレートを提示されているか、顧客に提示するスプレッドを意図的に操作しているかのどちらかだと考えられるからです。

このように不正ともとれるスプレッドの広がり方をしているFX会社で取引していても、口座資金を減らすだけで一向に勝てるトレーダーにはなりません。

FX会社毎のスプレッドの広がりを見極めることで、不要な損切りをなくし、相場の動向を的確にとらえたトレードができるようになります。

スプレッドの安定したFX会社でトレードすることは、勝つために非常に重要です。

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FXとギャンブルってなにが違うの?

競馬、パチンコ、宝くじなどの公共のギャンブルでは、必ず胴元(主催者側)が一定の利益を出せるように設定されています。

すべての掛け金から、胴元の取り分を差し引いた残りの金額を、掛けた人全員で分配するのがギャンブルの仕組みだからです。

FXでは、顧客同士の買いと売りの注文を相殺することにより、そこで得たスプレッドがFX会社の利益となり、残りの買いと売りのどちらかの差分のみをインターバンクでカバー取引をしているケースがほとんどです。

✅もし仮に

・A社の顧客全員がドル円のロングポジションを持っている

・B社の顧客全員がドル円のショートポジションを持っている

その2社がすべての注文をインターバンクでカバー取引していたら、きっとどちらかへ価格が大きく動いたときに、片方のFX会社は倒産してしまうかもしれません。

しかし、そうならないのは、自社の顧客同士のポジションを相対取引してその両者から得られるスプレッドを利益としているからです。

さらにFX会社自身の持つポジション(顧客の取引の差分)を顧客の損切り注文にぶつけることで得る利益も売り上げの重要な部分を占めています。

すると、他のFX会社のチャート上にはない謎の長いヒゲがあらわれたり、指値に到達していないのに決済されてしまったりといった現象が起きてしまいます。

FX会社は顧客のポジションと指値注文をすべて把握しているだけでなく、原則固定とされるスプレッドを巧みに操作することにより、自社の利益となりえる値動きをいかようにも作りだすことができてしまうということです。

そんな不穏な値動きを見極めるには、スプレッドの広がり方に不自然な点がないか?ローソク足の形状が明らかに他社と違っていないか?などを注意深くチェックしていかなければなりません。

スプレッドの広がり方に不自然な点がないかを見極める方法

つねにMT4のチャート上にBIDとASKの両方のラインを表示しておくと、視覚的にスプレッドの広がりを確認することができます。

特にスプレッドが広がる月曜朝の時間帯の広がり方に注目することも大切です。

雇用統計やFOMCなどの指標指標発表時に複数社のチャートを並べてスプレッドの広がり方の違いをチェックすることで、どのFX会社がいち早くスプレッドが落ち着くのかを見極めることもできます。

海外のFX会社などでは、国内のFX会社とは全く違ったチャート形状になっていたり、朝一のスプレッドの広がり方にも大きな違いがみられます。

さらに成行決済を受け付けなかったり(スリッページとも考えられる)、利確の指値に刺さっているのに決済しなかったり損切りの指値に到達していないのに決済されてしまうなど、不自然なことが頻繁に起こることもあるので注意が必要です。

逆に日本国内のFX会社が必ずしもスプレッドを意図的に操作していないとも言い切れません。

海外ほど悪意に満ちた値動きをしているFX会社はないと思いますが、(どことは言いませんが)不透明なスプレッドの広がり方をしているFX会社は存在しています。

ぼくが使ってきた数十社のFX会社の中では、オアンダジャパン FXトレード・フィナンシャルは非常に透明性が高いと感じています。

特にFXトレード・フィナンシャルは定期的にスプレッドがどれだけ安定していたかのレポートをメールで送ってきてくれるほど、スプレッドの安定にかけて力を入れているFX会社です。

いずれにせよFX会社に口座を開設させてもらえなければ取引すること自体できませんし、トレードするなら透明性の高いFX会社を選ばなければ、利益を出し続けることはできません。

目先のキャンペーンや原則固定と謳われているスプレッドの低さだけでは本当に信用できるFX会社かどうかを判断することは困難です。

複数社のチャートをつねに監視しながら不透明な値動きがないか、意図的にスプレッドが広がっていると感じる瞬間がないかを自分の目で確かめることはとても重要です。

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まとめ

FXトレードをするには必ずスプレッドが掛かります。

スプレッドはFX会社が意図的に操作することも可能なので、取引するFX会社はしっかりと選ばなくてはなりません。

悪意のあるスプレッドの広がり方をするFX会社かどうかを見極めるには、複数社のチャートを同時に見比べて、特定のFX会社だけが他社と異なるスプレッドの開き方をしていないかチェックする必要があります。

明らかに他社と比較してスプレッドの広がり方が違うFX会社が見つかったら要注意です。

スプレッドの安定したFX会社を見つけるのは、実際に取引してみなければ分からないため非常に困難ですが、ぼくが取引してきた中では、オアンダジャパン FXトレード・フィナンシャルは信用に値すると感じて取引を続けています。

たとえ原則固定と謳っていても、派手なキャンペーンで高額なキャッシュバックがあっても、FX会社の収入源はあなたがトレードしたときに発生しているスプレッドだということを忘れないでください。

安定したスプレッドを提供し、不透明な値動きのないFX会社で取引することが継続的に勝ち続けるために最低限必要なことになりますので、くれぐれも(海外業者などお使いの方は)ご自身の目で見極める力を養って頂きたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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