VPSってなんのこと?
なぜ自動売買をするのに仮想専用サーバーを借りる必要があるの?
そんな疑問をお持ちではないでしょうか?
VPSとは、
「Virtual Private Server (バーチャル・プライベート・サーバー)」の略で、日本語にすると「仮想専用サーバー」と呼ばれるものになります。
仮想専用サーバーとは、たとえるなら自宅とは別にマンションの一室を借りるイメージ。
(出典:レンタルサーバーチョイス)
そのマンションの一室は、あらかじめあなたの使用目的に合わせた色の壁紙が張られていて、どんな家具を設置してもいいようにすべて準備の整っている部屋のようなものです。
そしてその部屋は広さや環境によって家賃が違います。
そんなお部屋選びに似た仮想専用サーバー(VPS)の選び方について徹底的に解説していきます。
FXの自動売買をするときにどんな仮想専用サーバー(VPS)を選んだらいいのか?
自宅とは別に仕事部屋を借りようとするときに、その部屋の広さや環境、使い勝手にはこだわりたいですよね?
仮想専用サーバーを契約するときには、
・これからどんなEA(エキスパートアドバイザー)をいくつ稼働させるのか?
・ポジション保有時間がどのくらいの手法なのか?
・一度にいくつの通貨ペアを対象とするのか?
などで選び方が変わります。
仮想専用サーバーには、すでにウィンドウズサーバー専用のOSがインストールされている仮想デスクトップが用意されていて、その仮想デスクトップに家具となるMT4をインストールして、自動売買をはじめることができるサービスです。
そのときにお部屋の広さや環境にあたる
・CPUの違いによる処理能力の速さ
・メモリの違いによる同時に起動させられるEAの数
・SSD/HDDの違いによるヒストリカルデータの保存容量
によって月々支払う家賃に相当する金額が変わるので、あなたがこれから取り組むEAがどんなロジックかによって、CPU、メモリ、SSD/HDDの違いを比べて契約するプランを決定することになります。
そもそもなぜ仮想専用サーバー(VPS)にする必要があるのか?
仮想専用サーバー(VPS)を契約すると、自宅PCで自動売買EA(エキスパートアドバイザー)を起動させるのと同じことが仮想デスクトップ上でできるようになります。
そもそもなぜこのようなことをするのかというと、24時間365日設定した自動売買を安定して起動させ続けることができるようになるからです。
仮に自宅PCの電源をオフにしていても、VPSならEAを稼働し続けることができるので、安心して自動売買を行うことができます。
たとえば、自宅PCに設定したEAがポジションを保有した直後に何かの拍子にシャットダウンしてしまった場合、そのとき保有したポジションはそのまま放置されてしまい、急騰急落などが起きても決済を行うことができません。
しかし、VPSを使えば、EAは稼働し続けているので、システム通りのトレードをあなたに代わって行ってくれるというわけなんです。
ちなみにどのレンタルサーバー会社に契約しても、一か月2千円前後で十分なスペックのVPSを借りられるので、月間の投資金額と見比べてVPSに毎月2千円前後を支払っても利益を得られるのであれば、ご自宅のPCでEAを回すよりはるかに安全に安定的に自動売買を行うことができるようになります。
✅VPSを契約する理由は、万が一に備えた保険を掛けているようなものだと考えると分かりやすく、確定申告の際に経費計上することも可能です。
具体的にVPSを契約するときに注意すべき点は?
こちらの画像はVPSの老舗業者であるエイブルネットの料金プランです。
キャンペーン中のWin2の月額1815円のプランを例に説明します。
・初期費用は0円
・CPUは仮想3Core
・メモリ3GB
・ストレージはHDD100GBとSSD120GBを選択できるようになっています。
これだけの容量があると、EAを同時に4~5個安定して稼働させることができるので、あなたの思い描く理想の自動売買を実現するには十分なスペックとなります。
▼メモリ、CPU、SDDの違いについて詳しく知りたい方はこちら▼
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※注意点としては、月額料金の下に「キャンペーン」と書かれている点です。
こちらに書かれている金額はキャンペーンの対象金額なので、キャンペーンが終了すると通常料金の月額2,809円になります。
このキャンペーンは初回支払時のみ適応となりますので、毎月払いにすると2か月目以降は通常料金の請求になってしまいます。
初回に年払いを選択することで、一年間キャンペーン価格が適応されますので、一年間使うことが決まっている人にとっては非常にお得なキャンペーンです。
このような分かりづらい料金表示は、他の会社のVPS契約でも頻繁に見られることなので注意が必要です。
もしあなたがこれから取り組もうとしているEAのロジックが
・中長期保有
・トレンドフォロー型
・リピート型
である場合、最低でも一年間は回し続けないとそのEAの信頼性や安定感を図ることができません。
今回ご紹介したエイブルネット のVPSは非常にお得に使えるのでおすすめできますが、
・超短期型
・スキャルメインなロジック
・一年以上EAを回し続ける必要がない場合(短期間の検証目的等)
この様な条件下では、年払いにしてしまうともったいないので、他の会社のVPSをお使いになった方がお得になります。
しかし、その場合でもしっかりとプランの詳細を読み込んで、納得できるものかどうか判断してから契約をして欲しいです。
どの会社もそれぞれ罠や落とし穴が潜んでいるからです。
その中ではエイブルネット のVPSは比較的良心的な方だと思いますが、
・一度契約ボタンをクリックすると数か月解約ができなかったり
・申し込みボタンのすぐ横に別の申し込みボタンがあって間違って押してしまっても解約ができなかったり
ぼく自身このような散々な目に合ってきたので、読者の方にはくれぐれも気を付けていただけたらと思います。
ちなみにエイブルネット は申し込みから10日間のお試し期間がついています。
不要な契約を誘導するようなサイト設計になっている「○○.com」とは違いますので、もし間違って申し込んでしまっても大丈夫です。
VPSってどんな感じなのかな?とお試しで10日間だけ体験することもできるので、非常に良心的な会社だといえるでしょう。
いまなら仮想デスクトッププラン【特別キャンペーン】を実施中!
Win2プランの初期費用SSDの4,070円と、年払いにしたときの通常料金27,407円からキャンペーン料金21,780円の差額5,627円を合わせた5,627+4,070=9,697円(実質9,680円)が割引になります。
※ただしこの割引を適応するには年払いにする必要がありますので、くれぐれもご注意ください。
まとめ
FXの自動売買をするときにどんな仮想専用サーバー(VPS)を選べばよいかは、あなたがどんなEAをいくつ稼働させたいのか、それがどんなロジックかによって決まります。
ほとんどのレンタルサーバー会社が提供しているVPSのプランは、
・CPUは2~3コア
・メモリは2~3GB
・SDDは60~120GB
で月額2千円前後です。
これだけのスペックがあればMT4に異なるEAを4~5個設定しても、問題なく安定して稼働し続けることが可能となります。
しかし、ぼく自身たくさんの苦い経験をご紹介した通り、安易にVPSを契約してしまうと、数か月間解約できなかったり、間違って別のプランを申し込むように誘導させられたりしてしまうことがあります。
その点今回ご紹介したエイブルネット のプランは、年間契約をすることで他社と比べてもお得になるプランが用意されていて、10日間はお試し利用ができるので非常に良心的です。
生命保険や自動車保険と同じく、年間契約すると料金が割引されるシステムだと解釈すると分かりやすいですし、VPS自体が自宅PCでできることをわざわざ仮想デスクトップを借りて行うわけですので、万が一に備えた保険を掛けているのとやっていることは同じです。
毎月2千円程度でEAを安定して稼働させ続けることができるのであれば安いものですし、確定申告で経費に計上することもできるので、爆益したときの税金対策にも効果的です。
ネット上には様々なレンタルサーバー会社がありますので、どの会社のどんなプランを選んでよいか迷いますが、ご契約の際はくれぐれもご注意していただけたらと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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